sumipapaの日記 

ーコレクションウォッチの備忘録ー

ROLEX DEEPSEA 126660 D-ブルーダイアル

所有している唯一のロレックス

もともとメカ好きなので欲しいと思いながらもプレミア価格で購入するのは抵抗があり様子を見ていたが昨年手に入れることができた

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文字盤のグラデーションが綺麗である

ケースとブレスレットの表面は、前面がサテン仕上げになっており、側面には対照的に艶やかなポリッシュ仕上げが施されている。逆回転防止ベゼルのスケールリングにも光沢があるのは、傷に強いセラミックスで出来ているためである。ここに彫り込まれた数字とインデックスにはプラチナコーティングが施されており、光の当たり具合によって、ベゼルの色は黒からチャコールグレーへと変化して見える。分目盛りが15分までで終わらず、全周に配されるようになった

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針、インデックス、そして、ベゼルのゼロ位置に配されたドットには、青い蓄光塗料が塗布されている。光は、波長が長い方が短いものよりも水に吸収されやすく、青い光は水中で最も認識しやすいことから、これはダイバーにとって大きなメリットになる。

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ステンレススティール904Lは、複雑な形状により、従来の構造と比べて10%も薄いケースを実現させた。ロレックス ディープシーは、計算上は水深4900mの水圧にも耐えられる耐圧性能を有している。この3900m防水からプラス約25%の安全域を保証するため、ロレックス ディープシーはすべての個体が湿式の耐圧検査にかけられているらしい。

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グレード5のチタン製裏蓋、そして、その間に装備された窒素合金ステンレススティール製の高性能耐圧リングである。「リングロック システム」は、ロレックス独自の904Lステンレススティール(オイスタースチール)のケースに守られている。グレード5のチタン合金製裏蓋はねじ込み式ではなく、ケースと同素材のリングで耐圧リングに圧着されている。

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風防は厚さ5.5㎜のドーム型サファイアクリスタル製で斜めから見ると文字盤が歪んで見えるため厚さが実感できる

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グライドロック クラスプは、約26㎜まで延長することができるフリップロック エクステンションリンクに加え、2㎜単位で最大約20㎜までの調節が可能なロレックス グライドロック エクステンションシステムを備えている。このエクステンションシステムは、使い勝手が極めて快適である。

 

ライムグリーンのDEEPSEAという文字は
ジェームス・キャメロン監督のDEEPSEA CHALLENGER号が由来だそう

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2012年に単独で世界で最も深い海の底として知られるマリアナ海溝チャレンジャー海淵に到達した潜水艇である

 

前作のdeepsea116660に搭載されていたキャリバー3135に代わってロレックス ディープシーに搭載されているのはキャリバー3235である。ロレックスはこの新世代ムーブメントの導入を、2015年より開始した。先代キャリバー3135から受け継がれている構成部品の数は、全体のわずか10%に留まっており、新世代ムーブメント、キャリバー3235でロレックスが取得した特許は合計14に上るらしい。

 ユーザーにとってのメリットは耐衝撃性と信頼性が向上したこととパワーリザーブがこれまでの約48時間から約70時間に延長されたである。

 

3900m防水は一般人には完全にオーバースペックではあるが、そこが所有感をくすぐるところだと思う